住宅所有の減税効果 Own Home and Tax Savings


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持ち家のある人は「住宅減税」の効果によって税金上有利となります。住宅所有者が支払う固定資産税と住宅ローン支払利子について、所得税の計算上控除が認められて節税になるからです。住居に関連した支出の控除が認められないアパート住まい・貸家住まいと比べて、持ち家による節税分だけ得になります。

住宅所有はどのくらい得になるか、レントを支払っていた時と同額の住居費を支出したこととして比較してみます。仮にレントを毎月1500ドル支払っていた人が、住宅ローンを借りて一軒家の住宅を購入したとします。住宅取得後、住宅ローンの返済額1200ドル、固定資産税300ドル、合計1500ドルであり、住居費はレント時代と同額です。毎月支払う住宅ローン返済額1200ドルのうち1100ドルが支払利子であり、100ドルが元金返済額です。所得税の実効税率を25%と仮定すると、支払利子1100ドルと固定資産税300ドル、合計1400ドルの控除が認められるため、毎月350ドル(1400 x 25% = 350、年間4200ドル)の減税効果があります。毎月350ドルをセーブするため、実質住居費は1500ドルから1150ドルに下がると考えることができます。

住宅購入決定のためには、住宅ローンを借りるための頭金を用意すること、そしてその逸失金利があることも考慮しなければなりません。(427)

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