IRSからの追徴税の通知書 Penalty and Notice from IRS


<IRSからの追徴税の通知書 Penalty and Notice from IRS>

IRSは金融機関から提出された支払調書フォーム1099シリーズによって、納税者が利子や配当を受け取り、株やミューチュアル・ファンド、債券を売却した事実を把握しています。納税者がうっかり利子や配当、譲渡益(キャピタル・ゲイン)を報告せずに申告書を提出した場合、後日必ずIRSから送られてくるのが申告漏れの摘発に基づく追徴税、ペナルティーと利息の支払いを求める通知書です。通知書が正しければ追徴税を支払います。計算に間違いがあれば納税者はその根拠を提示し、正しい計算による追徴税の支払いをします。

株やミューチュアル・ファンド、債券を売却・償還した際の課税基準は、売却価格から取得費を差し引いた後の譲渡益であるべきです。IRSは取得費を全く考慮せずに、支払調書フォーム1099-Bに記載された売却価格を譲渡益として税金の計算をします。この間違いのため追徴税の金額は驚くほど高額になります。不当な計算を受け入れる必要はありません。取得費控除が認められる旨をIRSに対して早急に文書で伝え、購入時の取得費と正しい計算を記載した証拠書類を提出します。必要に応じて修正申告書を作成します。売却価格から取得費差引後の金額が譲渡益であれば追徴税が発生しますが、譲渡損であれば限度額までの税金が還付されます。(387)

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